国芳 略伝

歌川国芳は、1797年に日本橋の染め物屋の息子として生まれました。
12歳のときに描いた「鍾馗」の絵が認められ、歌川豊匡に入門し浮世絵師を目指します。
長い下積み時代が続いたのち、30歳の頃「水滸伝」を題材にした武者絵が大ヒットし、一躍人気絵師の仲間入りを果たします。
人気絵師としての地位を確立したあとも、風景画、役者絵、美人画、戯画などあらゆるジャンルの作品を手掛け、西洋画の技法を学ぶなど常に新しいアイディア、革新的な作品を作り続けました。
河鍋暁斎や月岡芳年など、そのあとに続く多くの日本画家を育て、1861年、65歳でその生涯を終えました。