特別展「歌川国芳 パノラマ浮世絵の世界」

歌川国芳は江戸時代末期に活躍した浮世絵師です。国芳は、武者絵、美人画、役者絵、風景画、戯画など様々なジャンルに挑戦するだけでなく、浮世絵に西洋画の技法を取り入れるなど、常に新しい表現を模索し続けた人物でした。

絵師として活躍するなか、国芳は浮世絵を三枚組み合わせることで1つの作品を描くスタイルを生み出します。

浮世絵を3枚つなげることによって、カメラでパノラマ撮影したような広がりある空間を実現し、人物の躍動感、物語性、迫力ある表現に成功しました。

その新しいスタイルは、鑑賞する人々をより浮世絵の世界に引き込んだことでしょう。

本展は、田中本家博物館が所蔵する歌川国芳の大判浮世絵三枚続きの作品を一同に公開する初の企画展です。

※本展では大判錦絵三枚続きの作品をパノラマ錦絵と表記しています。